興奮冷めやらぬ、ということで変な時間に書いています(笑)。
10月半ばから今日のためずっと活動してきた講演会が無事、終わりました。
埼玉県の僻地、西武新宿線の端っこ狭山市まで、フリーライターの今一生さんをお呼びしました。
『会社に殺されず、生き残るために』という何ともトゲのあるタイトルで、10月の電通過労自殺の労災認定を受けて、働き方や生き方を考え直すいい機会だ!ぜひお話を伺おうと主催しました。
イベント当日までは、集客のための記事作成や現地でのビラ配り、学校へのビラ設置などもろもろの活動で大変な思いもしましたが、結果として、心から「やってよかった」と思えるイベントになりました。
集客に関しては、残念ながら当初の目標まで到達できませんでした。
前日、今さんはツイキャスで人数がいても質が悪いイベントが多いという趣旨の話をしてくださり、少し慰めをいただいたような気になりましたが、実際に今日イベントに参加してくださった皆さんの熱意を受けて、集客は「量より質」であることが理解できた次第です。
行政等地域にコネがある組織のイベントではほぼ頭数は満たしていますが、つき合いでの参加が多いのか、今回のような熱を感じたことはありません。
講演では、
仕事をつくることの大切さを丁寧にご説明いただきましたが、今回小さいながらも、仕事をつくらせていただいた身として、
仕事をつくるということが競争にさらされたり消耗するのではなく、
心からワクワクできることなんだ、ということをお伝えしたいです。
ぼく自身、もともと頭でっかちな性分で、仕事の価値を考える前に、銭勘定ばかりしてしまう悪い癖があります。
今回のイベントも、必要以上に大変さを感じすぎていた時期もあり、当日を迎えるまでは「いくら頑張ってもたいして稼げない」とさえ悪魔が囁いていました(笑)。
しかし今回、皆さんの熱気をじかに感じて、うれしいご感想までいただけ、儲けの前にワクワクする仕事をつくる大切さを学びました。
日本人は講演会で質問しないと言われる中、質問タイムでは質問が途切れず、会場の時間切れで、ご迷惑をおかけしました(申し訳ありませんでした)。
何十億円の大きなお金を動かす仕事のおもしろさもあるでしょう。
ビジネスモデルの新しさにこそ、価値がある仕事もあるでしょう。
しかし今回主催したイベントのような確かな価値を実感できる小商いにこそ、日本の未来をつくる力がある、とぼくは感じました。
日本の未来は言いすぎでも、ぼくの未来をつくるのに小商いはぴったりです。
自己責任や努力がいたるところで語られる時代(余裕がなくなってきている)ですが、もっと気楽にもっと楽しく、じぶんがワクワクできることが価値になる。
そんな肩の力を抜いた小商い。
これまで、仕事を一方的に与えられることで奪われていた本当の仕事の楽しさを知ることができたのかもしれません。
と、ようやく脳内のアドレナリンが落ち着いてきました。
そろそろ眠れそうです(笑)。
今回快く講演を引き受けてくださった今一生さん、
イベントに遠路はるばるご参加いただけた皆さま、
このだらだらとした記事を最後まで読んでくださったあなたに!
心より感謝申し上げます。ありがとうございます。
この記事で今一生さんに興味をもたれた方は、ぜひこの本を読んでください。
絶望ばかり語られる21世紀は、希望のある言葉にこそ価値があります。